上北沢ホームから「看取り介護」に移行しますと連絡が来て、7月24日に医師やスタッフと打ち合わせをしました。
もう、食事を摂れなくなり、長くないから覚悟してくださいと…
もう、話せないし、表情も微妙なので、苦しまないで逝ければいいかな…と思っていました。
翌日には個室に移るので、好きだった音楽を流したり、趣味のものを見せたり…などしたら?とアドバイスをいただきました。
7月27日に面会に行った時は、呼びかけるとたまに目を開けていました。
聴力は最後まで残るから、たくさん話しかけたらいいですよと言われました。
もう随分前から耳は遠いのに不思議なものです。
そういえば、台湾の F4 が好きだったな!と思い出し、ミュージックビデオの DVD を持って行きましたが、スタッフに DVD は流せるかわからないと言われたので、その場で、iPhone の Spotify で F4 の曲を流しましたが反応はイマイチ…クラシックの方が良かったかな?と思いましたが…
その後、スタッフがモニターを運んで DVD を流してくれたら、亡くなる前日の夜、大きく目をひらいで「ガン見!」してたそうです。
最後の食事は、ハーゲンダッツのアイスクリームを半分食べたそうです。
母 友田れう子(ともだりょうこ)が 7月29日火曜日 9:55 に永眠しました。
叔母と叔父、従兄弟が来てくれて葬儀も終わりました。
生前、お世話になったみなさまには、御礼申し上げます。
ありがとうございました。
お世話になったデイサービスでも、特養の上北沢ホームでも、スタッフといっぱいお話しをし、いっぱい笑って人気者だったそうです。
ちょっと信じられませんが、相当外面がよかったんだな!
ま、人気者の方がいいので、よかったでしょう。
上北沢ホームは、同じような境遇のちょいさんが、お母様のために色々調べて「すごくいいよ!」と教えてくださったのですが、本当に本当にすばらしいホームでした。
入居時の各担当スタッフとのミーティングでも驚きましたが、その後も、全スタッフが情報を共有し、面会に行くたびに感心することばかり、感謝しております。
いつも気にかけて、色々な状況を報告してくださるスタッフ、食事を食べさせてくれる元気女子スタッフは、本当に食事のさせ方が上手だし、機能訓練士のオトコマエ女性スタッフも最高に繊細にあれこれ対応してくれるし、フロントのみなさんもショートステイの担当の方も、本当に本当に素晴らしい方ばかり…もちろん、常駐の医師もね!
こんないいところで生活できて、本当によかったね!
その前にちょっと入居した有料老人ホームは、正直期待外れだったので、なおのことです!
上北沢ホームのみなさん、ありがとうございました。
小さい頃から色々あったなぁ。
褒めてもらった記憶はほとんどないなぁ。
在宅介護をしていた頃、毎日食事を作っていましたが、珍しく「ずいぶんお料理もできるようになったわね」と言われてびっくりしました。
ずっと長い間、色々な気持ち、心の中の葛藤がありました。
すごく我慢してたけど、途中で限界が来ました。
お互いに最後までわかり合うことはなかったけど、もう終わったこと…
さようなら。